07/11/19 車の大好きだったTへ 初めて会ったのはバイト先の友達がきっかけだったね。 Tの家にみんなで遊びに行った時に紹介されて…。 「なんて物腰の柔らかな人なんだろう」 それが、私のあなたへの印象でした。 車が大好きなT、 18歳の私に知らない世界をたくさん見せてくれたね。 数日たってのあなたからのメールに私はとっても舞い上がって喜びました。 私はどんどんあなたを好きになって、あなたから離れたくない、 ずっと一緒にいたい、そう思うようになったよ。 運転するあなたの横顔 煙草を吸う仕草 峠のドライブ 運転中に聞いて一緒に歌った歌 夜中の海岸 深夜のファミレス 日曜のサーキット Tがハンドルを握るのを見てると私までドキドキしてた。 レースでいいタイムが出た時、優勝した時のあなたの誇らしげな顔…大好きだった。 あなたの女癖の悪さには何度も泣かされたけど離れられなくて、ケンカもしたけど 最後の最後まで大好きでした。キライって思ったことは一度もなかったよ。 　 Tは今どこにいるのかな？ 就職先がどこになったのかも聞かないまま、あなたを忘れる為に新しい彼氏を作って 大阪に行きました。 大阪に行くって言った時、 「大丈夫？ホントにその人で大丈夫なん？」って聞いてきたよね。 Tじゃなきゃ嫌やったけど、あなたは決定的な言葉では引き止めてくれなかったね。 大阪に行く日にくれた最後のメールも見ないまま、私はあなたのアドも番号も消去したよ。 そうでもしないとどうしても前に進めそうになかったから。 「行くな」 そう言われてたら今の私はなかった。 私は今、その人と結婚して子供もいます。 家族は大好きやし、家庭はとっても大事です。 でも、Tの事をふとしたときに思い出して切なさがこみ上げてきます。 「あなたと一緒なら、私の人生はどうなっていたのだろう」と。 ちゃんとした別れをしないまま、決定的な別れの言葉もないままにズルズル一緒に居たのが よくなかったね。 私はもう一度あなたにちゃんとした「お別れ」と「ありがとう」を言いたいので もし、これを読んだならメッセージ下さい。 大好きだったTへ　　　Yより このメッセージはあなたのことを忘れられないあの人が書いたものかも知れません。 返事を書いてみませんか。 こちらからどうぞ