07/11/09 Rちゃんへ

Rちゃん
震災後の神戸で
あなたと出会いました。
ボランティアの受付にあなたはいました。
崩れた町に出掛けて、疲れた体で帰ってくる。
くたくたのはずなのに、ギターを奏でてみんなに
安らぎをもたらしてくれました。
歌にはじまり、歌に終わる毎日でした。
さとうは1杯・ミルクは2杯・・・
いつも決まった量で作るコーヒー。幸せでした
ふたりとも、同じ気持ちだよと言われた時
きゅんと胸がつまって、震えました。
六甲道から三宮まで歩いた事もありましたね。
少しでも長い時間、ふたりで一緒にいたくて・・・
北野坂からハンター坂の方へはいったところにある
地下のカフェ。ほっと、ふたりになれる時間でした。
おぼえていますか?「神戸に帰ってくることがあったら
いつかここで会おうね。」って言ったこと。
あなたが帰る日、みんなと歌う声を聖堂の中で聞きながら
ひとりずっと泣いていました。
一緒にいた教会も、新しくなり震災があったことも
記憶から薄れつつあります。
でも、あなたの記憶はいつまでも薄れることはありません。
ありがとう・・・また、会えるなら、あのカフェで・・・

Y.K



このメッセージはあなたのことを忘れられないあの人が書いたものかも知れません。
返事を書いてみませんか。

こちらからどうぞ