03/12/31 高校時代の大好きなあなたへ。

私と彼が出会って付き合うようになったのは、文字通り運命だった。

当時高校生だった私は、ある日学校の廊下で彼に出会った。

同じ高校なのに出会ったという言い方もおかしいかもしれないが、まさに出会ったのだ!

学年も名前も知らない彼に私は、一瞬で一目ぼれしてしまった。

一目見た瞬間、もう私は彼に恋をしていた。

それからというもの、全校集会、クラスマッチでは彼をいつも目で探していた。

そこで、かろうじて学年やクラスは分かり、大胆にも恋して数週間で告白を決意したのだ。

忘れもしない晩秋の寒くて暗い放課後の校舎で、彼の帰りを待ちついに告白した!

結果は・・・・・・奇跡的にOK!!!

初めて出来た、かっこよくて優しい理想の彼氏★友達にうらやましがられる至福の日々。

デートはもっぱら朝のわずかな通学時間。

寒い朝、一緒に通った通学路は今でも息苦しいほどの懐かしさにあふれている。

でも、私の自分勝手で別れてしまった・・・・・

大切な、大切な人だったのに。。。。。。とてもとても優しい人だったのに。。。。。。。

もしも叶うものなら、大人になった今、もう一度会ってもう一度あなたと向き合いたい。

でも、それが叶わないであろうことも痛いほど分かっている。

彼と別れてから、私もいくつかの恋をしてきた。でも、あの人を超える人には出会えないまま。

そしてこれからもあんな素敵な人にはきっと出会えないだろうことも・・・・・・・

戻らない時だからこそ、その時間は記憶の中で輝き、甘くなるのだ。

もし、簡単に巻き戻すことができたとしたら、これほど甘く香ることはない。

一緒に見た映画のタイトル、交わした会話、思い出の場所、今でもハッキリ覚えている。



「私と別れてからどんな恋をしてきた?
 今はどんな恋をしているの?

 あの優しい笑顔であなたの大切な
 たった一人の人を幸せにしてあげて欲しい。

 あなたの笑顔はその力があるから!

 今でも辛いとき、あなたの懐かしい思い出に助けられてる。

 あなたは今でも、私のこと助けてくれてるんだね。
 いつまでも優しいね。
 
 あなたは私が今まで付き合った人の中で、1番素敵です。

 あなたはいつも素敵だった!!

 これからもっともっと素敵な大人の男の人になって下さい。

 そして、大好きな人をずっと
 ずっとあなたの優しさで守っていってください。
 
 私からの最後のたった1つのお願いがあります。

 それは、これからも私の心の中に、 
 高校生だった頃のあなたを住まわせる事を許して下さい。

 それだけが私の願いです。

 大好きな、大好きな人、バイバイ。」



このメッセージはあなたのことを忘れられないあの人が書いたものかも知れません。
返事を書いてみませんか。

こちらからどうぞ