19/02/15 「ひまわりの約束」秦基博

いつも笑っている、夏のひまわりみたいな人でした。

そんな彼女の初めての泣き顔を見たのは、つきあって3年目の夏。
花火を見に行く約束で待ち合わせた駅の改札口。

10分遅れてやって来た彼女が僕に最初に放ったのが、
「待った?」でも「ごめんね」でもなく、
「好きな人ができた」という突然の言葉と、ぽろぽろと溢れ落ちる涙でした。

その夜は、楽しそうな人達の中でひとり、
音のない花火を見上げながら、
どうしてこんなことになってしまったのかと考え続けました。

自分にできることはないのか?
もう一度やり直せる可能性はないのか?
どうしてもそいつじゃなきゃダメなのか?
何度も思いをぶつけたけど、彼女はいつも首を横に振るばかりで。

結局、夏の終わりには僕から「さよなら」を告げる形でお別れしました。

あれから3年。
咲き誇るひまわりをみるたび、彼女の泣き顔ばかり思い出してしまうのは、
あの日以来、大好きだった笑顔を見ることなく別れてしまったからなのかな。

神奈川県相模原市 太陽 28歳


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