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19/02/15 「クリスマスソング」back number 木枯らしが吹く季節になるといつも思い出すのが、 クリスマスプレゼントに彼女がくれた真っ赤な手編みのマフラーです。 大学2年の夏に出会った生まれて初めての彼女でした。 好き過ぎて、失うのが怖くて。そしていつも心の片隅には「こんなに可愛い子が俺なんかずっと好きでいるわけがない」という怯えがありました。それは嫉妬や疑惑というカタチになって彼女を困らせていました。「どうして信じてくれないの?」と彼女はいつも泣いていました。 彼女が生まれて初めて編んだというマフラーは本人も言っていた通り網目もところどころガタガタだったけど、首に巻いた瞬間、温もりの中に3ヶ月近く掛かって編んでくれた彼女のことを思って泣いてしまいました。今思えば、その涙が僕の中の嫉妬や疑惑まで浄化してくれたような気がします。 去年back numberの「クリスマスソング」という歌を聴いて、そんな彼女とのことを思い出しました。今も故郷で笑っているであろう彼女のことを。 元気でやってるかな。編み物は上手になったかな。 そして、遠い空の下から、メリークリスマス。 東京都大田区 まなぶ 41歳 このメッセージはあなたのことを忘れられないあの人が書いたものかも知れません。 返事を書いてみませんか。 こちらからどうぞ |