19/02/15 「秋桜」山口百恵

忘れられないのは私を女手ひとつで育ててくれた母のことです。
10年前にバツイチで浮気性の彼と結婚すると決めた時、
周囲の誰もが反対したのにたったひとり、
「あなたがよければそれでいい」と応援してくれたのも母でした。
今思えば、母は自分の死期を予感していたのかもしれません。
私の花嫁姿を見た7ヶ月後に、母は病に倒れ、他界しました。
その彼とも3年前に離婚しました。
「子供が欲しい」と彼が言っていたタイミングに、
私が仕事を選んだのが一番の理由(ということになっています)です。
彼のことは今も好きだし、後悔していないと言えば嘘になりますが、
何が正解だったのか、正直、今もよく分かりません。
ただひとつ「あなたがよければそれでいい」という母の言葉だけが、
私の支えだったような気がします。

東京都足立区 匿名希望 40歳


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