19/02/15 「milk tea」福山雅治

三重で暮らしていた中学3年の冬、思い切って好きだった人に告白しました。
春になれば東京に引っ越すことが決まっていたから、
振られても大丈夫だってほとんどヤケクソで。

それまで告白できなかった主な理由は身長です。
私は165センチって言ってたけど本当は168センチ。
彼は165センチって言ってたけど本当は162センチ。
もしもつきあうことになって一緒に並んで歩いたら嘘がバレてしまう。
自分より大きい女なんて好きじゃないだろうと思ってたんです。

ところが、年明けに貰った返事はOK。
卒業までの2ヶ月間、毎日並んで登下校しました。
しばらくして春になったら東京に行くと伝えました。
彼も私も最後まで「離れ離れになっても」とは言いませんでした。
高校に行って今より世界が広がったらきっと、
たくさんの出逢いが待っていると、分かっていたからだと思います。
そんな似た者同士だったからこそ、
お互いに好きになったのかもしれないと今は思います。
もしも親が引っ越しなんかしなければその後も彼と続いていたのかなあ。
福山雅治さんの『milk tea』を聴くたびに、
目線よりも斜め下にあった彼の肩を今も懐かしく思い出します。

東京都足立区 さくら


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